格闘ゲームとキャリア

ストリートファイターVの攻略を基本に書いています。気に入った記事には星やブクマ貰えると嬉しいです。

キャラ自虐の思考パターン


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はい、今回はかなりのネタ記事になるので、それを承知で読み進めてほしいです。

今回のテーマは“キャラ自虐の思考パターン”ということで、キャラ自虐をするにも感情的なパターンだけでなく、戦略的な自虐もあるのではないかと考え、自虐のパターンやその背景を考察することにしました。弱キャラ使い、中堅キャラ使い、強キャラ使い全てに共通する内容も盛り込む予定なので、気になった方は続きをどうぞ。

 

 

キャラ自虐のパターン


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まずはこの疑問から考えていかなければなりません。なぜ人は(格ゲーマー)自キャラの自虐をしてしまうのか、そこから出発しなければこのテーマは語れないでしょう。まずは考えうるパターンを挙げていきます。

 

1.自キャラが弱いことへの絶望(強キャラへの妬み)

2.キャラ相性が悪い相手キャラへのヘイト

3.心理的ストレスの軽減

4.自虐を広めることで、次回の調整で強くしてもらう

とりあえずいくつか挙げてみました。次はそれぞれ詳しく見ていきましょう。

 

1.自キャラが弱いことへの絶望(強キャラへの妬み)


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これはキャラ愛の裏返しとも言えますが、これは前提条件を改めて厳密に定義しなければなりません。1に該当するのはそのキャラのことが本当に好きで、自分のキャラが何故か弱いというパターンのみです。つまり“弱い”から“好き”という弱キャラ好みのプレイヤーはこれには該当しません。逆に“好き”なのに“弱い”という場合のみ、この1に該当します。

例えばキャラクターのビジュアルが好き、声が好き、ストーリーや背景が好き、等々キャラクターの強さに関係ない部分でキャラを選択するプレイヤーは一定数存在します。そうしたプレイヤー達が、「なぜ自分の好きなキャラが弱いのか、好きなキャラが弱いのは我慢ならない!」という考えを基に、キャラ自虐するという流れは想定出来ますよね。

しかしあくまでも、“好き”なのに“弱い”という順序が成立してこその話で、後に述べる心理的ストレスの軽減を目的としたり、自分の腕を認めてもらうというような動機からではこのケースには該当しません。

 

 

2.キャラ相性が悪い相手キャラへのヘイト


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これは相性が悪い、もしくは強い性能や尖った性能を持つキャラクターに対するヘイトの意味で使うキャラ自虐になります。

 

「(尖った性能の)あいつの技に比べて俺のキャラは~」、「あのキャラまじクソ、◯◯ばっかり振りやがって~」

とこのような感じで、相手のキャラの個性を全否定しながら、自キャラの強いところは全く見ない姿勢がこのケース2に当たります。このパターンは単純に相手のキャラクターへのヘイトが大きすぎるだけの場合もあるのですが、相手の個性である強みを見すぎていて、本来は十分な性能を持っているにも関わらず、アクロバティックな自虐を披露するケースも多いのでかなりケースバイケースです。

 

今まで見たことがある中では、

(ガイルのリバスピに文句を言いながら)

赤星を振りまくる豪鬼プレイヤー

 

ただ、勘違いしてほしくないのは他キャラへの文句自体は言って良いのです。例えばネモさんもザンギエフに対しては常に“人生の無駄”と言い切っていますよね。

あのキャラ嫌い、コンセプトがつまらんという意見と、あのキャラに比べてなんでというのは全く異なる意見なので注意が必要です。ちなみに僕も自分だけ端攻め強くて、逆に端に追い込まれたら一方的に逃げていく以前の(S2、AE初期)ラシードは大嫌いでしたw(今は嫌いじゃないですよ!)

 

 

3.心理的ストレスの軽減


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このパターン3は、

「(相手に負けた時には)キャラが弱い、(相手に勝った時は)自分が強い」

というような最高のメンタル維持システムになっています。自分の責任が介入しにくい思考パターンなので、恐らく格闘ゲームを楽しむだけなら最高の方法と言えます。

そのためには常に自キャラが弱いことを衆知させなければならないので、ある程度弱い部分を広めていきます。しかし実はこの3番のケースには派閥が存在していて、過激派と穏健派に分かれています。

過激な心理的ストレス軽減派が、穏健な心理的ストレス軽減派の想定を越える自虐を展開することもあるので、度々意図せずヘイトを集めることがあります。

 

 

4.自虐を広めることで、次回の調整で強くしてもらう


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こちらのパターンは非常に戦略的です。

CAPCOMは客商売ということもあり、どうしてもユーザーの意見は拾わなければなりません。そういった中で、「声の大きさ」は非常に有効な手段になります。特にシーズン毎に調整が変化するストリートファイターVでは、プロシーンの中でも調整が大きな転換点になっていますが、それほどに調整というのは多くのプレイヤーを左右する出来事であるため、ここに向けて全力で自虐することにより、CAPCOMの調整材料としてもらうのです。そのシーズン内ではあまり有効な手段ではないですが、長期的にみればかなり戦略的と言えるでしょう。


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例えばリュウはS4になってようやくかなりの大きな調整を受けることに成功しましたが、これはS2から登場した豪鬼との差別化が全く出来ていなかったために、リュウ使い達の多くがどうにかしろと叫んだことが影響していることは間違いないでしょう。僕自身も波動を強化する方向で豪鬼と差別化をしてほしい、ウル4のような波動の緩急をつける調整がほしい、と言い続けていたらまさかの波動の緩急がS4にて実装されました。

 

もうリュウが自虐するにはキャラ相性か、トリガー位しかないというレベルまでのアッパー調整を受けています。これもS2から約二年間、リュウ使いの声が世界的に大きかった(使用率の面から仕方ないが)ことが起因していると考えて良いと思います。

 

まとめ

キャラ自虐には様々なパターンが存在しますが、その背景は人それぞれあるので、自虐を見たり聞いたりしたら、まずはどのパターンに属しているのか考えてみましょう。

そうしてパターンに当てはめてみれば、自ずと感情的な反論は無意味だと気づくし、なるほど戦略的に自虐してんだなーと冷静にもなれます。

特にパターン3と4に関しては、1と2よりも戦略的に考えて自虐するタイプなので意外と分かり合えるような気がします。むしろ兼ねている人もいるくらいですから。

逆に1と2は“ガチ”の場合が一定数いるので、注意が必要でしょう。身の危険を感じたら早々に距離を取ることをオススメします。Twitterであればミュートやブロック、リアルならあまり話さないようなするなど工夫がいるかもしれません。

 

※【番外編】 “イケる”

自虐とは別に“強がり”に近い、いわゆる“イケる”と言うものがあります。

 

特にこれは上級者が使う傾向にあるのですが、

「(普通にやったらかなり厳しい組み合わせだが、俺が使えばなんとか)イケる」

というような感じで使う場合があります。

 

これは厳しい、辛いと認めたくないという心理や、普通は厳しいが俺ならイケるというような暗示に近い思考パターンからきています。

パンピーの我々はあまり信用し過ぎない方が、メンタル的に良いので話半分で聞くと良いです。

もちろん上級者の対策的な部分はがっつり参考にしましょう。